1. テンプレート資材¶
本書では、テンプレート資材の場所を以下に記載します。
1.1. テンプレート資材¶
1.1.1. サイト¶
1.1.2. ファイル名¶
template-createVM-1.0.0-ita-2.4.0.kym
インポート方法は「 メニューインポート 」を参照してください。
1.2. モジュール追加¶
テンプレートを利用するにはコンテナに、community.vmwareのモジュールの追加が必要です。
下記にモジュールを追加するための例を記載します。
1.RHEL環境に接続します。
2.以下のコマンドを入力し、クローンを作成します。
sudo su -
git clone https://github.com/exastro-suite/exastro-it-automation.git -b 2.4.0
3.クローン作成後、以下のコマンドを入力しDockerファイルを開きます。
cd exastro-it-automation
vim ita_root/ita_by_ansible_execute/ita_ansible_agent/Dockerfile
4.Dockerファイル内の「useradd -m -s /bin/bash -g $GROUPNAME $USERNAME」の記述がある行の下に、以下のコマンドを入力します。
&& useradd -m -s /bin/bash -g $GROUPNAME $USERNAME \
&& pip3.9 install --upgrade ansible \
&& pip3 install pyvmomi \
&& pip3 install pyVim \
&& ansible-galaxy collection install community.vmware -p /usr/local/lib/python3.9/site-packages/ansible_collections
5.入力後、Dockerファイルの上書きを行います。
6.以下のコマンドを入力し、ビルドを行います。
podman build --format=docker -f ita_root/ita_by_ansible_execute/ita_ansible_agent/Dockerfile -t exastro/ita-ansible-agent:2.4.0 .
7.以下のコマンドを入力し、tarファイルに圧縮します。
podman save localhost/exastro/ita-ansible-agent:2.4.0 > /var/ita-agent-24.tar
8.7で作成したtarファイルをITAインストール環境に移動
9.以下のコマンドを入力し、コンテナイメージをファイルから読み込みます。
docker load < ita-agent-24.tar
10..envファイルの更新をします。
設定ファイル ~/exastro-docker-compose/.env
cd ~/exastro-docker-compose
vim .env
1#### Ansible エージェントのコンテナイメージのリポジトリ
2ANSIBLE_AGENT_IMAGE=localhost/exastro/ita-ansible-agent
3#### Ansible エージェントのコンテナイメージのタグ
4ANSIBLE_AGENT_IMAGE_TAG=2.4.0
11.以下のコマンドをdocker環境で入力し、環境変数の反映をします。
docker compose stop ita-by-ansible-execute
docker compose up -d ita-by-ansible-execute