7. オーガナイゼーション設定¶
7.1. はじめに¶
本書はオーガナイゼーション管理者が、カスタマイズ可能なシステムの設定について記載しています。
※記載のAPIを実行するにはオーガナイゼーション管理者の権限が必要です。
7.2. 前提条件¶
本作業には下記のコマンドが必要となるため、事前にインストールをしてください。
作業クライアントに必要なアプリケーション
curl
7.3. 設定項目のカテゴリについて¶
カテゴリ毎に設定内容を記載しています。詳細は該当のカテゴリのセクションを参照ください。
カテゴリ |
設定内容 |
---|---|
トークン |
APIで使用するトークンの有効期間の設定 |
7.4. トークンの設定¶
APIで使用するrefresh_tokenやaccess_tokenの有効期限の期間の設定が可能です。
※ 有効日数を短縮した場合、全ユーザーの発行済みのトークンの有効期限も短縮されます。
ただし、有効日数を延長しても全ユーザーの発行済みのトークンの有効期限は延長されません。
設定確認
コマンド
BASEURL="https://severname" ORGANAIZATION_ID="オーガナイゼーションID" USERNAME="ユーザー名" PASSWORD="パスワード" curl -u "${USERNAME}:${PASSWORD}" \ "${BASEURL}/api/${ORGANAIZATION_ID}/platform/setting" \ | jq ".data.token"
実行結果
{ "access_token_lifespan_minutes": 2880, "refresh_token_max_lifespan_days": 365, "refresh_token_max_lifespan_enabled": true }
設定変更
コマンド
BASEURL="https://severname" ORGANAIZATION_ID="オーガナイゼーションID" USERNAME="ユーザー名" PASSWORD="パスワード" cat <<EOS | curl -u "${USERNAME}:${PASSWORD}" -H "Content-type: application/json" \ -X PATCH -d @- "${BASEURL}/api/${ORGANAIZATION_ID}/platform/setting" { "token": { "refresh_token_max_lifespan_enabled": true, "refresh_token_max_lifespan_days": 365, "access_token_lifespan_minutes": 2880 } } EOS
実行結果(成功時)
{ "data": null, "message": "SUCCESS", "result": "000-00000", "ts": "2023-01-24T05:12:16.382Z" }
項目について
¶ 項目
内容
refresh_token_max_lifespan_enabled
refresh_tokenの有効期限の有無(必須)true: 有効期限ありfalse: 有効期限なしデフォルト: truerefresh_token_max_lifespan_days
refresh_tokenの有効日数※refresh_token_max_lifespan_enabled=trueの場合のみ必須デフォルト: 365 (1年)最小値: 1最大値: 1,095(3年)access_token_lifespan_minutes
access_tokenの有効分数(必須)デフォルト: 1,440 (1日)最小値: 1最大値: 10,080 (7日)